お互いにメリットのあるWin Winの関係を目指そうと言われる。その主旨は重要なものの、二者間売買では、きれいごとに終わるのではないかと(専門家ではない素人判断だが)思う。不動産等の実際の売買を考えると、個々に物件は事情が異なるわけで、客観的な価格づけは大変しにくいだろう。売り手の時はできるだけ高く売りたいし、買い手になれば相手の事情に関わらず少しでも安く買いたいゲームの理論になる [私の場合は早く売れたのだが、もう少し価格を高く設定しておいても良かったのではと、今思うと後悔するくらいだ(笑)]。この種の売買活動は心理的ゲームで、少ない情報で判断して瞬間的に得した気持ちになり、「妥協」しているだけにすぎないのではないか。結局は、片方は得をして、もう一方はその分だけ損をしている関係が客観的にはあるだけ。両者で合計して和を考えるとゼロ、すなわちゼロサムゲームだと判断せざるを得ないのではないか。

 
世の中は、バブル到来の予兆がある。アベノミックスに踊る周囲は、イケイケドンドンで、バスに乗り遅れまいと一斉に動き出しかけている。しかし、これは実に危険だと思う。世の中で行き過ぎると、必ず戻りがある。大火傷する人が確実に出てくることだろう。株や不動産売買では注意が必要だ。その中で、先行した人は富を蓄え、そのまま逃げきる。遅れてきて投資した人が、バブル崩壊でその応分を損するという構造ではないか。今のままでは、ますます格差は広がっていくと思う。

 

***  清楚な忘れな草

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